ラーメンを食べ歩くでもなく、味の違いが分かるタイプでもないが、そんなラーメン店に行きたい!と思うきっかけは、毎回そのビジュアル。今回訪れた『つけめん金龍』もお店の評価が高いことはもちろん、そのビジュアルに惹かれたことが一番の理由だった。このお店も相当の時間並ぶことを覚悟して行ってきた。
実はこのブログの一つ前に紹介した『近江屋洋菓子店』の近くにある。1月三連休の真ん中、11時25分に到着すると、すでに15人くらい並んでいる。(写真は食べ終わった後、店を出たとき。列は30人以上になっていた!)入店できたのは12時15分くらいだったので、50分くらい待ったことになる。
店員さんの声掛けで、列に並んでいるときに先に食券を買う。ここも支払いは現金のみ(いい加減なんとかならないかな)。店内はとても狭い。今まで巡ってきた店で一番狭いかもしれない。
注文したのは、肉・海老ワンタン各2個と味玉入りの「特製 鰹昆布水つけめん」(1,410円)。やはり美しい!麺のツヤ感と黄金に輝く味玉が眩しいビジュアル。食べる前から脳内が「美味しい」と言っている。
食べ方が何段階かあるということで、説明のとおり食べてみる。
まずは、何もつけず麺だけを食べる。麺に鰹昆布出汁が染み込み、素朴ながらも出汁が小麦の味と香りを引き立て絶妙なバランスで成り立っていることが分かる。
次は藻塩をほんの一振りしていただく。これがもうめちゃくちゃおいしい!!!正直、このあとのつけ麺よりこれが一番おいしい食べ方だった。本当にこれで全部完食したいくらいだったけど、そこは我慢。
そして、お待ちかねの「つけ麺」。とろみのある鰹昆布水の出汁。これもキラキラ輝いていてとてもキレイ。中に入っている肉・海老のワンタン(×2)が思いのほか大きくて、かなり食べ応えがある。海老がプリップリでテンションが上がった。麺によくからみ、こちらも相性抜群のおいしさ。
忘れちゃいけない味玉とチャーシューも格別。
ラーメン初心者なので、たまに来ると毎回驚いてしまうこの贅沢感。1杯の注文で何種類もの絶品料理を食べた満足感。これならあれだけ並んでも納得。
「金龍」という店名やそれに相応しい逸品ということもあり、2023年最初の訪問としてはとても縁起の良いお店だったと思う。
※お店の情報、メニューの価格などは掲載当時のものになります。
■店舗情報
店名:つけめん金龍
住所:東京都千代田区神田司町2-15-16 サトウビル 1F
TEL:---
営業時間:
【昼の部】11:00~15:00
【夜の部】17:00~21:00(L.O.20:30)
定休日:---
席数:7席
禁煙・喫煙:完全禁煙
HP:---