いろんな場所でクリスマスケーキの広告を見るようになったこの季節。本当にバリエーション豊かで様々な工夫を凝らしたケーキがたくさんある中で、やっぱり1番の王道と言えばイチゴのケーキ。
今回は私のような一人暮らしでもホールケーキを買わなくとも、そんな気分にさせてくれるショートケーキをご紹介。
見出しは【神田・御茶ノ水】となっているけど、最寄駅は丸の内線の淡路町駅。そこから徒歩2分ほどのところにあるのが、明治17年創業の『近江屋洋菓子店』。外観が想像していた洋菓子店と違っていたので、最初お店の前を通り過ぎてしまう。
お店の中は広いが、やはり普通の洋菓子店とはちょっと違うイメージ。奥に喫茶コーナーがあるけど、コロナ禍以降利用できなくなっている。本当はケーキを持ち帰らずここで食べたかったので、いつか復活してくれるといいな。
あるある…お目当てのイチゴのケーキが。この時は土曜の13時すぎだったから、もしかしたら売り切れているかも?と覚悟していたので、まだこんなに残っていて一安心。
それ以外も豊富な種類のケーキがずらり。特に印象的だったのが、フルーツを使ったケーキ。時期的にイチジクやシャインマスカットは旬を過ぎていると思っていたけど、ここのケーキは最盛期のように瑞々しく輝きを放っている!
ということで、無事購入して自宅でいただいた「苺サンドショート」(税別1,000円)。ホールケーキのように見えるが、直径は約9センチの食べきりサイズ。イチゴ、スポンジ、生クリームのシンプルなものなのに、この破格の可愛さは何でしょう。
上から見るとこんな感じ。一番上のイチゴがかなり大粒でこの存在感。そして採れたてのようにかなり新鮮。ふわふわの生クリームとさらにふわふわのスポンジが包み込み、ケーキといえどもドレスを着飾った姫のよう。
食べると口の中がふわふわ、生クリームとスポンジの優しい味が口いっぱいに広がり、甘く少し酸味のあるイチゴがその存在を華麗に主張する。ショートケーキにしては少し大きく見えたけど、あっという間に完食。見た目だけでなく、味も評判通り。
そして、もう一品購入していたのが、「ザッハトルテ」(税別650円)。たくさんあった中でやはり王道を選んでしまう。チョコレート系はまたバレンタインの季節に食べたくなる定番のケーキ。こちらのケーキもチョコが濃厚で美味しゅうございました。
このお店を知ったのは4年くらい前で、今回ようやく来れてよかった。もちろんリピートしたいと思える名店。喫茶コーナー復活も切に願う!
※お店の情報、メニューの価格などは掲載当時のものになります。
■店舗情報
店名:近江屋洋菓子店
住所:東京都千代田区神田淡路町2-4
TEL:03-3251-1088
営業時間:
【月曜~土曜】9:00~19:00
【日曜・祝日】10:00~17:30
定休日:無休
席数:24席(※喫茶コーナー休止中)
禁煙・喫煙:完全禁煙
HP:http://www.ohmiyayougashiten.co.jp/