『資生堂パーラー』もいつか訪れたいと夢見ながらも、気軽に行けるようなところではないと思い、ずっと行けずにいた憧れのレストラン。実はこのブログ開設当時、アイコンやバナーの素材をとりあえずでフリーサイトから使っていた写真が『資生堂パーラー』のオムライスで(資生堂パーラーのとは当時は知らず)、結局変更せず今まで使っているという縁が(勝手に)ある。
今回行こうと思ったのは、10月限定しかも日本橋店、横浜髙島屋店、横浜そごう店、名古屋店、サロン・ド・カフェ ラゾーナ川崎店だけに登場する「新橋色のパフェ」にとてつもなく心惹かれたから。
ということで、日本橋の高島屋にある『資生堂パーラー』に初めておじゃました。お店は高島屋8階のレストランフロアにあるが、普段この階は催事場となっていて、レストランフロアに行くのに少し迷ってしまった。土曜の開店より数分前に到着すると、2組ほどが待っている状況(名簿に名前を書いておく)。開店後は続々お客さんがやってきて、あっという間に満席に。
伝統的なメニューがずらりと並び、どれも美味しそう! 全部食べてみたいけど、やはりここは「オムライス」(税込2,200円)を注文。
ザ・王道!の見た目のオムライス。だけど、この滑らかな卵とケチャップソースが美しすぎて、ずっと眺めていたい。
ライスも王道のチキンライス。しっかり味付けされていて、卵、チキンライス、ソースが全て味のバランスが絶妙。本当に味が整いすぎている。
そして、こちらが注目の新作&10月限定「新橋色のパフェ」(税込1,925円)。ソーダ系の青いパフェは珍しくないが、こうやって苺の赤が入ると途端にレアで何より映える印象に。
「新橋色」とは、明治後期、流行の最先端だった新橋芸者が好んで着ていた着物の色からその名がつけられたという。当時、銀座の『ソーダファウンテン(のちの資生堂パーラー)』では新橋芸者が稽古の合間に喉を潤す光景も多くみられ、そんな小粋で華やかな振る舞いをイメージしたパフェに仕上げたそう。
パフェの素材は、伝統のバニラアイスクリームと青りんごのフィリング、味のアクセントに柑橘系の青色のゼリーと当時の氷菓の懐かしい味わいをイメージしたミルクアイスで仕立て、銀座の柳をイメージしたラングドシャ。苺だけかと思ったら、フランボワーズやブルーベリーも入っている。そして、一番下のレモンゼリーが酸味が強く、すっきりとした味わいで完食させてくれる。
パフェは食べ終わると結構ずっしりくるタイプで、さらにオムライスも完食しているわけだから、さすがにお店を出るときにはお腹パンパンに。さらにこの後、強烈な眠気に襲われることに…。
それでも念願のお店に行けて、素敵なオムライスとパフェが食べれて大満足!それにこのブログでもお世話になっているオムライスにもようやく出会えて非常に感慨深かった。
※お店の情報、メニューの価格などは掲載当時のものになります。
■店舗情報
店名:資生堂パーラー 日本橋高島屋店
住所:東京都中央区日本橋2-4-1 日本橋タカシマヤ 8F
TEL:03-3246-5288
営業時間:11:00~22:00(L.O. 21:00)
定休日:不定休(高島屋に準ずる)
席数:40席
禁煙・喫煙:完全禁煙
HP:https://parlour.shiseido.co.jp/shoplist/nihonbashitakashimaya/
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