日本の焼き餃子発祥の店
JR飯田橋駅西口から徒歩3分のところにある『餃子の店 おけ以』は、1954年(昭和29年)創業、60年以上続く“日本の焼き餃子発祥の店"と呼ばれるお店だ。
これぞ運命の導きか、翌日この近くで用事があって、帰りに立ち寄ることに。
行ったのは夜だけど、お昼も夜もメニューは同じなので、是非ランチの参考に。
注文率はぼ100%の名物餃子
一番人気、来た客がほぼ100%注文するのはもちろん餃子。
そして、餃子以外のメニューも豊富でメニューを見ただけでワクワクする。(サワーのメニューが全然なかったので、それはちょっと残念…)
こちらが1日200食1,200個売れる噂の餃子。見た目でわかるこの香ばしさとパリパリ感がたまらない。
もちもちの食感の皮の中には、かなりジューシーな餡が包まれている。この餡は、私史上最高のジューシー感だったと思う。
皮は、強力粉に胡麻油を少し加え、熱湯で練り上げて作られる。これが、モチモチ食感の秘訣らしい。
餡の材料は、豚バラのひき肉、ニラ、白菜、生姜、調味料のみで作られるとてもシンプルなもの。なお、ニンニクは使用していないので、人に会う予定のある人、仕事中の人でも安心!
食べ応え抜群のニラ玉
餃子の次に人気なのは、豚骨、鶏ガラ、生姜で出汁をとった野菜たっぷりのタンメンらしい。
しかし、この日はお昼にパスタを食べたこともあり、これ以上体が炭水化物を受け付けなかったので、ニラタマを頼むことに。
出て来たニラタマは、卵の上にごそっとニラが乗っていて、想像していたものとはちょっと違う。
緑×黄色の色合い、そしてニラのツヤツヤな感じがまたなんとも美しい。
卵に箸を入れると、活気よく湯気が立ち上る。半熟というわけではなく、中までしっかり火が通っている模様。ニラもかなり歯ごたえがあり、全体的に食べ応えがある。
味付けも塩味で、こちらもシンプルなお味。美味しかった!
日本が元気だった頃を再現したかのような店内
店内は結構狭め。夜に伺ったこともあり、お酒が入ったおじさん達の会話がかなりうるさい(笑)
料理の味もこのお店の中の雰囲気も、昭和のいいところだけを残したような感じで、気取ったお店ばかり行っていると妙にホッとする。
また近くを通りかかったら立ち寄ってみよう。
■店舗情報
店名:餃子の店 おけ以(おけい)
住所:東京都千代田区富士見2-12-16
TEL:03-3261-3930
営業時間:
11:30〜L.O.13:50
17:001〜L.O.20:30
定休日:日曜・祝日・第3月曜
席数:26席